Time Eater
7月18日の午後12時44分、昼休み終了間際にランク400到達しました。
恐らくもうすぐ丸2年(今月中?)。2年でランク400というのは決して早くはないけれども、自分的にはよく頑張ったなぁ…と。…っていうか、よく遊んでるなぁという感じ。
何度も書くけれども、こんなに長期間続けたゲームは初めて。こんなにスキル上げやら、レベル上げやら、ランク上げやら頑張ったのも初めて。
他の人から見たら絶句されそうにしょぼいボックスなんだけれども、このiPhoneに入っているのは、私の血と汗と、いくらかのお金と、かなりの時間とを注ぎ込んだ愛すべきデータなのです…。
パズドラ、ことパズル&ドラゴンズ。
始めた頃ネット上でよく目にしたのは「パズドラは時間喰い」という言葉。振り返ってみれば正にその言葉通りだなと思う。…というか振り返らなくたって、そのときそのときでそれは既に感じていた訳で。
一応それなりの社会人だし、僅かながらでも常識のようなものも持ち合わせているつもりだから、流石に寝食を惜しんでとか、仕事にも行かずとか、そこまではいかない。いかないんだけれども、それでもできることならスタミナの続く限り、いや、スタミナ切れても魔法石で全回復してぐるぐる廻していたい気になってしまうのがパズドラ。
始めて半年ぐらいまでは、朝起きればまずログイン&ゲリラ時間のチェック、仕事の休憩時間はどこかのダンジョンにもぐり込み、帰宅後も食事と風呂以外はほぼiPhoneの画面を覗き込んでいるような状況があった。パートナーとの会話も散発的、いつの間にやら日付が変わろうかということに気づき、明日の朝を気にして渋々床に就く…なんてことが割と続いた。いや、今も続いている…?
…あれ、社会人としての常識はどこに行った?
そんな調子だから、元々の趣味に費やす時間もめっきり減ってしまった。
もちろん原因はパズドラだけではない…けれども、一番大きな理由、それは、やっぱり「パズドラ」なのだと自覚している。
たかがゲームごときに何を入れ込んでいるのか、と自分でも笑ってしまう。
パートナーとは何度か口論になったこともあるが、最近ではもう呆れてしまったのか、余程集中し過ぎて他のことを放置してしまわない限り何も言われなくなった。いいことなのかどうなのかは別として…。いや、温かくは見守ってくれてますよ。
じゃあ、他の趣味よりもパズドラを優先しているってなんでなんだ?
…うーん。正直自分でもよくわからない。
ただ、「おもしろいから」としか答えようがないんだけれども…。
少なくとも今は他の趣味よりも「おもしろい」と思えるから、こちらを優先してしまっているわけで。
行けなかったダンジョンがクリアできたときの嬉しさ、難ダンジョンをノーコンで周回できるようになってきたときの高揚感…。たかがゲームなんだけれども、結構な満足感を与えてくれたりする。
そしてそこに繋がるスキル上げ、レベル上げ、ランク上げ、プレイヤー自身のレベル上げ…そんな苦労がまた妙な達成感を与えてくれる。
ガチャや盤面ドロップ等の運要素はたくさんあるけれども、頑張れば頑張った分一定の成果が見えるってのがプレイヤーにやさしい。やってることの成果が見えないってのは苦行でしかないものね。
日常の中でなかなか得られにくくなりつつある小さな達成感、みたいなものを、いつでも感じさせてくれる…ってところだろうか。
まぁ、所詮はゲームだし、頑張ったからって現実に何らかの見返りがあるわけでなし、誰かと競っているわけでなし。どんなにランクが上がろうと、どんなに難しいダンジョンをクリアしようと、すべて自己満足でしかないわけで。
そこにのめり込むことが世間一般からすれば馬鹿げたことだと言うことは重々承知。だけど、趣味なんてのは十人十色、いいも悪いも本人次第。周囲に迷惑かけなければ、どんな趣味に打ち込もうが、のめり込もうが、それは自由だとも思うわけで。
さぁ、この状況、いつまで続くのかな~。
パーティ的には、今の手持ちの有力なモンスターをきちんと育て上げて、オールハイパーとかのレベルまで持っていければ、現状のスペダンとか降臨とかはたいてい行けるようになるかな。余裕持って周回できるぐらいになれば、「行けて当たり前」な気分も出てくるだろうし、そうなればダンジョンクリアの喜びも減って、続ける楽しみが薄れていくのかなぁ。
そんなふうに達成感が薄れていけば、自然離れていくんじゃないか…とは思う。
でもね。
手持ちのモンスターをすべてハイパーにしたところで、新たな魅力的なモンスターがまた登場してくるのだろうから、また新たな育成が始まって…これ、エンドレス。
そして何よりも、ハイパー揃いのボックスを有していたとしても、それらを使いこなして難ダンジョンを楽に周回できるだけの技量が私にはない!
…って、ことは、この状況まだまだ続くのだろうね。
いや、実際のところ飽きる気配がまだ当分きそうにないのだな。
そうやって、私の時間はどんどんと消費されていくのだな…と。