某スマホゲームについていろいろと考えてみる

パズドラ始めてから1,700日が経過してしまいました。ゲーム苦手の飽き性なのに皆勤。なんでこんなに続いてるのか自分でも不思議。ここにいろいろ思うことを散文的に書いていくことで、なんでこんなに嵌ってしまったのかを考えてみたい…などと。

山Pインタビューを振り返ってみる

パズドラを始めたのが約2年前。

そこから一気にのめり込んでしまっているのだが、当時も「なんでこんなにはまるのか?」ってところに疑問というか、興味を覚えていた訳で。

開発者、つまり山本P氏にも非常に興味があった。って言っても、もともとゲームがめちゃくちゃ好きというわけでもなく、当然詳しいわけでもないので、山本氏が過去どんなゲームを作ってきたのかとかそういうとこではなく、あくまでもこのパズドラを立ち上げる部分に関してのこと。

まぁ、興味があったと言っても特別何か調べた、というわけでもないのだけれどもね。

 

そんなある日、Gigazinehttp://gigazine.net/)の記事が目に止まったのだな。

AppbankのTwitterからだったか…。

記事は2012年8月23日のもの。CEDEC2012というイベントで山本氏が講演した内容がそのまま記事になっているものだ。

 

パズドラの生みの親「私は万人受けするゲームを作れるタイプではなかった」と誕生秘話を告白

http://gigazine.net/news/20120823-puzzle-and-dragons-cedec2012/

 

表現が多少コミカルなこともあり、読んでて凄く引き込まれた覚えがある。今読んでも面白いな。

ゲーム作りでは当たり前のことなんだろうとは推測できるが、構想段階のマーケティングってやつかな? そのあたりも私の職場ではないことなのでなかなかに興味を引かれたし、社長氏の何も考えてなさそうな発言(失礼^^;)のくだりも愉快だった。

で、何よりも「嫁レビュー」。私の仕事の先達でも仕事のレポートを嫁に添削してもらうという事例があったり、私自身趣味の書き物をパートナーに読ませながら仕上げていくという手法をとっていることもあり、激しく共感。

「なるほどこういう風に作られたからおもしろいんだな」ではなく、「ああこの人が作ったからおもしろいんだな」と強く感じたのは事実。

 

で、時期を前後してAppbankのインタビューも閲覧。内容はほぼ講演と同じものだけれども、聞き手がいることもあり多少切り口や表現に違いもある。熱意みたいなものが凄く伝わる…よね。

Appbank(http://www.appbank.net/

パズル&ドラゴンズに業界が騒然!「次のiPhoneゲーム」を作った男、山本大介氏インタビュー

http://www.appbank.net/2012/04/11/iphone-news/395908.php

「パズル&ドラゴンズ」はこうして作られた

http://www.appbank.net/2012/04/11/iphone-news/395927.php

 

立場上いろいろ叩かれることの多い山本氏だけれども、こうした努力やら熱意やらの下このゲームってのは生まれてきたのであって、少なくとも私は非常に感謝しているわけだ(何様^^;)。

そりゃ、「レアガチャ銀ばっか」とか「プラスたまごが落ちない」とか愚痴っぽく言うことはあるよ。だけど、やっぱりそれってそ運ゴ(パズドラ広報ムラコTwitter参照)なんだよね。

いろんなサイトでテンプレみたいなものが公開されてるから、どうしても他と比較したくなっちゃう。強い弱いを意識しちゃう。ステ変更や究極進化なりで確実に強くなっても「他と比較して」がっかりしちゃう。で、Twitterで山本氏に凸する…。

モンスターが強いのは嬉しいけれども、どのモンスターも片っ端から極端な強化が施されてしまうと当初の想定されていた(恐らくは今も)ターゲットのユーザーに受け入れられにくくなってしまう。ピーキーなスペックは万人が使えるものではないからね。上級者には物足りない部分かも知れないけれども、このゲームの向かうところはそこではないんだろうと思う。だからこそ私みたいなゲーム音痴でも楽しめるんだろうしね。

 

蛇足だけれども、単純にリーダーの攻撃倍率がすべてではない。確かにリーダーの攻撃倍率が高ければ攻略はしやすくはなる。でも攻略のしかたも一手しかないわけではない。…ってことは、私でもなんとなくわかる。…って、まだまだどこでも攻略できるレベルではないんだけれども。

 

とにかくね、なんだか「言ったもん勝ち」みたいな風潮があるのは、どうにも戴けない。

山本氏がエンタテーナーだけに、Twitterやイベント、ストリーミングなどのメディアに露出して、ユーザーとの壁みたいなものをなくしてくれている? っていうか、一緒に楽しんでいる感があって私はかなり嬉しいのだけれども、それが却って「なんでも言っちゃえ!」ムードを増強させる要因にもなってるのかな…と。

いや、私は今のままのパフォーマンスを山本氏には続けて頂きたいんだけどね。

まぁ、言いたいのは「がんばれ、山P!」ってことだったりするんだけどね。

 

 

ついで、と言っちゃなんだが、Appbankでのほかの山本氏のインタビューもリンク貼っておく。

2012年を振り返る

http://www.appbank.net/2013/01/12/iphone-news/528788.php

2013年を振り返る

http://www.appbank.net/2014/01/04/iphone-news/728814.php